キャディでエンジニア採用を担当しております片渕です。
今回は2022年1月26日に開催されたMIDAS TECH STUDYに登壇させていただきました、AI LabのMLEテックリードの河合(@vaaaaanquish)からのトーク内容をまとめたイベントレポートになります。
下記のように、イベント全体の動画も公開されておりますが、ブログとしてざっと発言内容を確認したい方は、このままお読みいただけますと幸いです。 https://www.youtube.com/watch?v=YunfRd33pwE
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最近起こった変化
コロナ禍の影響で、新しく制度ができたとか組織の変化などありましたでしょうか?
河合: 採用広報のスタイルは変わったと思います。AI領域だと学会や勉強会、論文の読み会などは採用の主軸となりましたね。 以前は、良い人に出会ったらそこからのリファーラルが多かったのですが、最近は減ってきている感じがします。カジュアル面談やWeb広告も出す方向性が変わったなあと感じています。
ワークスタイルの変化としてはいかがでしょうか?
河合: キャディもリモートが多いので、ほとんど会ったことがない人たちも多いですね。地方在住者などリモート前提で採用している人もいますので、この人とは実際に会う機会あるかなあと思いながら仕事しています。リアルで合わないまま仕事して、そのまま転職してしまう・・・というのもありそうだなと。
オンライン中心の仕事で苦労していることはありますか?
河合: 信頼関係構築という意味で、ビジネス理解は課題に感じていますね。特にエンジニア同士はオフラインで集まるのは簡単なのですが、会社の全大会で話があるようなビジネス戦略の話と開発の話はちょっと遠い・・みたいなところがあります。
社内コミュニケーションツールの変化などについてはいかがですか?
河合: slackでのコミュニケーションはさかんですね。Jiraを使って、最近ではBiz側にもスクラムを使おうという動きは増えてきたていますが、エンジニア側が使うツールは変わらないかなと思います。 それから社外という意味では、Meetyが流行ることは予想していなかったですね。カジュアル面談にWelcomeなエンジニアが多いのは驚気でした。
組織マネジメントについて
副業などは、どのように考えていますか?
河合: 自分の裁量でやってくださいというスタンスですね。私が所属しているAI Labでは、比較的まとまったタスクを切り出しやすいので、副業で関わってくる外部の方には依頼しやすいです。 また、面接官をしていて面接の時に副業okかどうか、というのを確認してくるケースが多い印象はあります。ベンチャー業界だと、自分はこういうこともやっていきたいというものを複数持っている人もいますので。
研修や人事制度に変化があったケースはありましたか?
河合:そのあたりは変化はしていないのですが、組織設計の意味で外部に切り出しやすいタスクはいつも考えています。やはり副業する人も増えていますからね。
河合さんは会社に出社するケースはどのような感じですか?
河合: キャディに転職してから、入社時研修で少し出社した程度で、今はほとんど出てないですね。なのでコミュニケーションが希薄になるので私は意識的に、1on1をわらしべの形で草の根的に色々な人と積極的に話をするようにしています。
同じチームメンバーとの1on1はどのくらいやっていますか?
河合:1on1の数は多くなっちゃいますけど積極的にやってます。やはりオンラインだと難しいところもあるので、1on1で情報収集しないといけないなあと感じているんですよ。
採用について
報酬面に関して何か意識していることはありますか?
河合: キャディでは給与テーブルを公開していてるので、それを面接やオファー面談などの交渉でも使うことがあります。こういう人はジョブグレードはこうなりますよ、という感じに。 またSOとか、そのようなものも含めてお互いに交渉して話することをやっています。 技術面接の時点で話すケースもあれば、最終のオファー面談の時もありますね。このあたりは本人のWillもあり、柔軟にやっていく必要があると思っています。
副業やフリーランスの採用に関しては、いかがでしょうか?
河合: AI Labでは業務委託でお願いしているケースも多く、課題も切り出しています。ただ、会社が目指すビジョンを一緒にやるところに魅力を感じてくれないと、そういう人を社員に推すようなことはしていませんね。 私も、キャディと面談しはじめたのは2021年の2月ごろからで、何回も面接して、TechやEM、BizやHRなどたくさんの社員と話をさせていただきました。一緒に働きたいと思ったら面談を複数セットしてくれるのはありがたいですね。
最後に、会社紹介などをお願いします。
河合:エンジニア採用は積極的にやっています。国内外問わずですね。 むずかしいということをおもしろがる、というのが私も好きで、キャディではIT改革が起こっていない製造業の課題(調達や加工など)ものづくりとIT技術を組み合わせるところの難しさがあります。 そこに、いろいろなチャレンジをしているエンジニアがいますので山を登る難しさが楽しいという人は、ぜひカジュアル面談したいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
河合からの話にもありましたが、カジュアルも含めキャディのエンジニアと話をしてみたい!という方は、こちらより申し込んでいただけますと幸いです。
また、イベントに関する情報は、キャディのCONNPASSがありますので、こちらも登録いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。